茶クマは美容皮膚科や美容外科で改善できる
目の周りにできた茶クマは、美白系の美容液で消すことはできません。通常のしみとは異なり、メラニン色素の沈着だけでなく、糖化物質によっても茶色のくすみが生じています。
糖化物質は糖質とたんぱく質が結合した物質で、メラニン色素に似た茶色をしています。そのため濃い色のしみとなります。さらに、糖化物質は余分なメラニン色素の排出を阻害するので、美容液で消すのは困難です。
その他、糖化物質は肌に必要なコラーゲンを破壊する作用があって、放っておくと肌荒れも発生します。その点、美容皮膚科や美容外科では、脂肪溶解注射やヒアルロン酸注射によって、茶クマや肌トラブルを改善します。また美容皮膚科では丁寧な診察を行い、医師の判断で高濃度ビタミンC注射を行う場合もあります。症状によっては、ハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬を処方してくれます。注射や外用薬の他に、レーザー照射やラジオ波の照射による治療法もあり、高い評価を受けています。